そうそう、
着物はわけわからんように見えるルールがたくさんあるっぽいけれど。
たとえば「何月から何月に着てもいいのは…」みたいなの。
それは、学校でも何月何日からは夏服、とか制服の決まりがあったのと一緒だと思う。
でも、休みの日に遊びに行く時にはそんなの関係ないやんね?
「学校では何月何日からは夏服やから、休みの日も合わせよう」とか考えへんやんね?
「今日は肌寒いなー」とか、その日の天気、あと「今日は絶対にこれを着るって決めてたー!!」とか。
だから、
学校や仕事やなくて、自分の時間に気分を上げるためのファッションとして着るんなら、
どんな着物姿であっても、なんの制約もないはず。
インスタで見たコーデが可愛かったなら、
ツイッターで見たのがかっこよかったなら、
街で見ていいなと感じたなら、真似したらいいと思う。
左前については、まあ従っておいた方が楽だとは思う。
わたしは布をどっちに合わすかなんてどうでもよくない?って感じではあるけど、
右ききだから、ふつうに右前にしてた方が懐に物を突っ込みやすくて便利なんだよなー。
そんな感じ。
着てみてテンションがあがるかどうか、気持ちが高揚するかどうか。
例えば誰かに会いにいくなら、その相手が喜んでくれるかは考えたらいいと思う。
けど、道ですれ違うだけの人にどう思われるか、は関係ない。
おはしょりの長さがどうとか、身長のプラスマイナス何センチとか。
だるい。
可愛いか、可愛くないか。
まずはそこやろ、と思う。素材もなんやかんや言われるけど、結局は自分のテンションが上がるのかどうか。
可愛いとテンションが上がる。
うまくきまるとテンション上がる。そんだけ。
袖が短くて腕が出てるとかね、それこそ洋服だと5分丈、7分丈あるやん。
自分がいいと思ったんなら、なんでもよくない??
似合ってたり、工夫が凝らしてあるものに、人はハッとするんじゃないのかな?
それでも、ほんまのところおかしいかどうか教えて!ってあると思うんやけど。
そんなのそれぞれの考えによって全然違うよね。
式典と、普段の自分の時間のファッションとは別物。
自分の服のルールは自分で決めるもの。
要は哲学があればいいんじゃないの?
哲学という言葉があってるかはしらんけど、
なぜそれを選んだか、どういう気持ちで着てるのか。
「きいてきいてー!この組み合わせめっちゃ可愛いと思ってるんやけど!!ここにな、これがこうで!これがめっちゃ好きなんよーー!!!」
そういう、
こだわりとか、好きとか、聞く方もめっちゃ楽しいやん。
ファッションは自由に謳歌したいと思う。
わたしは、着物は楽しいものとして着たいなぁ。ちょっとしたこだわりを忍ばせたい。