ゆるりわふく

ゆるくてお気楽なキモノとの付き合い方を思いついては試しているブログ。軽くてゆるゆるでリーズナブルなリサイクル着物が大好きです(*^^*)

夏目漱石『三四郎』で、美禰子さんが掃除する場面に魅せられて…浴衣で遊んでみました^^

スポンサーリンク

これは2年前に書いたもので、アップしたつもりが、下書きに残ったままになっていました 汗
せっかくなので公開。
*************

文学作品の描写

昔の文学って、当たり前に着物が出てきて、ワクワクします(*^^*)

硬くて読みにくいものが多いですが、夏目漱石はまだ感性が現代に近いような気がして、読みやすいので助かります^^

『三四郎』のあらすじ

夏目漱石の『三四郎』はものすごくザックリいうと、

田舎から大学進学のため上京した主人公・三四郎が、美人な都会の女性・美禰子(みねこ)さんに恋をする話です。

美禰子さんが箒で掃除をする場面

私は、美禰子さんが箒で掃除をする場面に釘づけになりました。


本文より引用します。(新潮文庫の三四郎の88ページ)
※女ってのは、美禰子さんのことです。

女は白足袋のまま砂だらけの縁側へ上がった。あるくと細い足の痕が出来る。袂から白い前垂を出して帯の上から締めた。
………

「一旦掃き出しましょう」と云いながら、袖の裏から右の手を出して、ぶらつく袂を肩の上へ担いだ。奇麗な手が二の腕まで出た。
担いだ袂の端からは美しい襦袢の袖が見える。


「綺麗な光景だ…」
と強烈に記憶に残りました。

実際どんな感じかやってみました

「袖の裏から右の手を出して…」

袖の裏から腕を出す!?
こういうことかな??

あ、二の腕がでた!
なんか色っぽいな( ^ω^)・・・


調子に乗って両腕とも出したら、
なんか最近のファッションにありそうな感じにw

▼こういうのとか、カーディガンの肩がけとかっぽい!

「ぶらつく袂を肩の上へ担いだ」

ぶらつく袂を肩にかける…??

なんか変な見た目ですが、これであってるのかな??
(てか、髪ヒドイ←)


よくわからないまま・・・
背中側で重ねるような感じで袖を張り付けて、ほうきで掃除…

ではなく、食器を洗いました。笑

袂が落ちてこなくていい感じでした。

見た目は変ですけど!



実際にはどんな感じなんでしょう。

文章で見るとすごく素敵な感じがするのですが!

あくまで片方だけを出すのかな??

(謎は深まるばかり!)


また着物の美しい場面に出会うため、昔の文学もちょくちょく読んでみよっと。
かたいやつが多いんですけどね!

▼夏に読みたいお話です。