2015/4/18にメインブログで公開していた記事に加筆修正して、こちらに移しました。
もう4年前なんですね!
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こんにちは。
わたしは子供の頃、浴衣が欲しくてたまりませんでした。
子供のころ、わたしは浴衣を持っていませんでした。
浴衣・・・夏祭りになるとみんな着ますよね。
近所の子供らや、友達たちが、夏祭りに浴衣を着てくるのが羨ましかったです。
いつもわたしはなんかしらのスカートというのか、ワンピースというのか、そんな格好をしていました。
まわりのほとんどが浴衣を着せてもらっているなか!
「朝顔柄のかわいらしい浴衣に、ふわふわの兵児帯を結んでもらって、夜店で金魚すくいをする」
というのが、こどものころのわたしのあこがれでありました。
恥ずかしがりやで、外で誰かと会うのも苦手な子供時代。
浴衣を着たい・欲しいと思いはじめてから数年したころに、親戚からのお下がりをもらいました。
紺地に色とりどりでかわいらしい朝顔が染めてある女の子用の浴衣です。
念願の浴衣。しかもすっごく好みの柄!
でもその頃には、夏祭りに行くことはほとんどなくなっていました。
たまに友達に誘われて祭りに行く事があっても、「ああ、浴衣が着られたらいいのになあ」と思うだけで、
浴衣を着ることはありませんでした。
母は着付けができませんし、そのかわいい浴衣を着せてもらうこともできなかったのです。
(いま思えば、友達のお母さんに着せてもらうとかすればよかったですね。当時は恥ずかしすぎて、頼めませんでした。)
毎年、夏祭りの時期になると、ちら見していた朝顔の浴衣。
けっきょく消極的な性格が邪魔をして、着ることはありませんでした。
そのうちわたしも成長し、サイズが合わなくなってしまったその浴衣は、
とうとう自分は着ないまま、母の友人の子のところへもらわれていきました。
わたしは、そのときに、「過ぎてしまった時間は、もう戻ることはないのだ」と実感して、すごく悲しくなりました。
小学生だったか、中学生だったか定かではありませんが。
子供心に、ものすごい後悔をしたことを今でも思い出せます。
なんだか、暗い話ですね。笑
そんなことがあった子供時代。
今は便利な世の中で、田舎にもリサイクルショップができましたし、
ネットを使ってヤフオクなどで安く着物を手に入れることができるようになりました。
しかも現在わたしは、自分で着物を作って、ワードローブに入れようとしています。
なにがどうなるかわかりませんね。
今年の夏は、浴衣を着て花火を見に行きたいです。
夜店でヨーヨーつりもしたいなと思っています。
そのためにも、胸元ぐすぐす問題を早期に解決しなければいけませんね!
それでは!